長生き--赤い米寿のさかずき--魂の見送り方長生き--赤い米寿のさかずき--魂の見送り方 元気だった祖父母に感謝!! うちの台所に祖父からもらった赤い米寿のさかずきがある。 島根県安来市から長寿のお祝い記念にもらったものだ。 その後も町のご長寿として、夫婦揃って毎年表彰されていた。 一度は市長もお祝いにやってきたそうな。 祖母は、90歳の時に93歳の祖父を見送った。 そのとき、祖母は子供や孫たちに囲まれて不自由なく生活していたが、祖父が亡くなるまで、自分の身の回りのことと祖父の世話もしていた。 当時90才だったが、驚異的記憶力と達者な口で、よくあんなに喋れると思うくらい、次から次へと明るいマシンガントークで、若い私がついていけないほどのお喋りだった。 お葬式当日もニコニコといつもどおりのにぎやかさだったワ。(^-^) ふだんは遠く離れて暮らしている孫たちが、やってきてうれしかったのかもしれない。 私も、もう今生で祖母と会うのはこれが最後かもしれない、と思いつつ、始終笑顔でにこにこしてたけどね。 大往生の明るいお葬式はいいもんヨ・・・。 みんなが、「大往生ですばらしい人生だった。」と故人を讃えあっていた。直系の孫として、とってもありがたかったデス。 お葬式は亡くなった人が、この世に心を残すことなく、新たな旅立ちができるように、感謝して送り出してあげること。 祖父の葬式の時、50代の父は祖母に甘えて、膝元近くで昼ねをしていたっけ。。 人はいくつになっても子供は子供、だね。(^。^) ふふ。 |